RoboCup 2023フランス・ボルドー大会で4位

7/4~7/10までボルドー国際展示場(フランス)で開催されたロボカップ世界大会に参加してきました。出場したサッカー小型リーグディビジョンA(上位クラス)の結果は4位でした。


7/4(火),5(水)はセットアップに充てられており,6(木)から予選リーグが始まりました。ディビジョンAには7チームが参加し(過去に準優勝,優勝を経験したチームが5チーム),A組3チームとB組4チームに分かれ,各組で試合が行われました。B組の豊田高専KIKSチームは,6日の第一試合ER-FORCE(ドイツ・エルランゲン大学:2017準優勝)には0-0で引き分け,7日に行われた第二試合Immortals(イラン・テヘラン大学:2011準優勝)に0-2,第三試合ZJUNlict(中国・浙江大学:2013,14,18優勝)には0-5で敗れ,予選B組で最下位でした。8日からはダブルエリミネーション方式での決勝トーナメントとなり,A組3位のRoboTeamTwente(オランダ・トゥエンテ大学)との試合に4-0で勝利しました。その後,5位以上と6位の順位決定戦をRoboDragons(愛知県立大学)と行い,1-0で勝利し,さらに3位以上と4位を確定する試合をImmortalsと行い,0-7で敗れて4位となりました。決勝戦はZJUNlictとの対戦を0-0の延長戦後にPK戦を3-0で下したTigersMannheim(ドイツ・マンハイム工科大学:2021,22優勝)が3連覇を果たしました。

本大会ではOBによるサポートやメンバーの積極的な性能改善により,押し気味に試合を進める場面が多く,見ていて久しぶりに手に汗握りました。日頃の成果を出せた,充実感のある大会でした。今年世界大会に出場した学生は,専攻科生2名,本科5年生1名と4年生4名の7名で,そのうち4名は昨年の出場経験者です。初出場の学生にとっては世界レベルとの差や英語の必要性を痛感したようです。学生の労をねぎらうとともに彼らの努力に敬意を表します。惜しくも表彰台を逃しましたが,学生たちは世界レベルのサッカーを間近に見られ,自分たちの課題を再認識しました。よりよい成果が残せるよう,来年度もチーム一同努力を継続します。結果の詳細はこちらのリンクをご覧下さい。