RoboCup世界大会参加報告
(オーストリア,グラーツ:7月1日から7月5日)


豊田高専,RoboCup2009世界大会で堂々のベスト8

豊田高専電気・電子システム工学科の学生チーム「KIKS」が7月1日〜5日までオーストリア・グラーツで行われたロボカップ世界大会2009サッカー小型リーグ(SSL)部門に出場しました。 今年の世界大会は5月に行われたジャパンオープンSSLヒューマノイド部門で優勝したため,その性能PRと世界大会開催に向けたロボカップ日本委員会からのデモンストレーション要請を受けての重要な任務を負った大会でもありました。

世界11か国,全21チームがA,B,C,Dの4グループに分かれてリーグ戦の予選を行った結果,豊田高専は3勝1敗のAグループ2位で決勝トーナメントに進み,Dグループ3位Immortal(イラン)に勝利しました。ベスト4進出をかけた対戦相手は今大会優勝候補のDグループ1位SKUBA(タイ)でした。残念ながら0−10で敗れ,ベスト8に終わりました。昨年準優勝のCMDragons(USA)はベスト4をかけたODens(大阪電通大学)との試合でプログラムの不調によりイエローカードを何枚ももらい,最後はキーパーだけになるというアクシデントに見舞われ,残念ながら敗退しました。昨年優勝のPlasma-Z(タイ)は準決勝で,昨年3位のSKUBAに1−7で敗れ,今大会3位でした(3位決定戦Plasma-Z (10)vs(0) ODens )。RoboDragons(愛知県立大学)対SKUBAとなった決勝戦は1−11という大差でSKUBAが勝利(初優勝)しました。一方,SSLヒューマノイドロボットのデモンストレーションは観客や他チームにも興味をもってみてもらえたと感じています。

昨年も参加した専攻科1年生2名と初参加の本科4年生3名の学生メンバーは,現場でのトラブル続出にも冷静かつ十分に対応してくれました。 大会後半は外国チームのメンバーと英語でのコミュニケーションも積極的に取れるようになり,多くの有益な情報を得ることができました。世界大会への出場経験は学生の大きな糧となり,今後の研究に活かされるものと期待されます。なお,試合結果の詳細は http://www.robocup2009.org/137-0-results をご覧下さい。今後ともご支援のほど宜しくお願いします。

(文章:杉浦藤虎准教授)

ロボカップ写真1