本校3年生が第3種電気主任技術者試験に合格

本校電気・電子システム工学科3年近藤優一君が,令和元年9月に実施された令和元年度電気主任技術者第三種試験にみごと合格し,経済産業大臣から免状を交付されました。おめでとうございます。

本資格は,電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物を取り扱う際に必要な国家資格です。試験は「理論」,「電力」,「機械」,「法規」の4科目すべてに合格しなければなりません。科目別に合否が決まるので,一部の科目だけ合格した場合には科目合格となり、翌年度及び翌々年度の試験ではその科目の試験が免除されます。つまり、3年間で4科目の試験に合格すれば,第3種電気主任技術者の資格が得られます。

従来,本学科高学年生も数名合格しますが,多くは複数回受験しての合格でした。今回,近藤君は一回の試験で全科目にパスしました。3年生で一発合格する学生は少なく,その努力には敬意を表したいと思います。この受賞を励みに,在学中により上位の種を目指して欲しいと思います。

本資格は種別により本校の進級要件の単位として換算されるため,学生のうちに取得が望ましい資格の一つです。過去には本学科在学中に二種合格した学生もいます。これからも多くの学生のチャレンジを期待します。